深浅測量(水深測量)とは?基礎からわかる完全ガイド
深浅測量(Bathymetric Survey)は、河川、ダム湖、貯水池、港湾や沿岸域における水底の深さと地形形状を測定する測量です。陸上地形をマッピングする地上測量に対し、深浅測量は水面下に隠れた地形を正確に可視化します。
中核となる技術はソナー(音波探知機)です。トランスデューサーから水中に音波パルスを発射し、水底に反射して戻る時間を計測することで、測量エリア全体の高精度な水深データへと変換します。
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リアルタイム水深ソナーマッピング
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水深測定シミュレーター
水深等深線マップを作成する
等深線密度シミュレーター
深浅測量の仕組みとプロセス
測量船または無人艇(USV)の配備
測量船や無人水上艇がソナートランスデューサーを搭載し、計画された測線上を航行します。
ソナーパルスの送信
船の航行に伴い、トランスデューサーから水底に向けて連続的に音波パルスが照射されます。
反射時間の精密測定
各パルスが水底で反射して戻る時間を計測し、水中音速に基づいて正確な深度を算出します。
GPS・RTKによる高精度位置測位
高精度RTK-GPSがすべての深度データに対して正確な緯度経度座標をリアルタイムで同期します。
等深線図と3Dモデルの生成
取得した数万点の水深データを統合し、水底地形の等深線図および3Dメッシュを作成します。
水中での音速は水温や塩分濃度によって変化するため、高精度な深浅測量では現場で音速プロファイラーによるキャリブレーションを実施します。
深浅測量は水底を推測するものではありません。ソナーパルスの一つひとつによって、確実に測定する技術です。
深浅測量の主な活用事例
ダム貯水池の堆砂調査、橋梁設計のための河川測量、港湾の浚渫量算出には、正確な水深データが不可欠です。当社のドローン測量チームは、河川やダムにおける深浅測量にソナー搭載艇を配備しています。
測量が必要な水域をお持ちですか?
対象水域の情報をお知らせいただければ、最適な深浅測量手法と取得可能なデータをご提案します。
よくあるご質問 (FAQ)
ダムの有効貯水量調査、河川の断面測量、航路浚渫の土量計算、沿岸構造物の設計などに幅広く使用されます。
水中に発射した音波が水底に反射して戻る時間を測定し、水中音速を基に正確な水深を計算します。
陸上測量が地表の起伏を計測するのに対し、深浅測量はソナーを用いて水面下の地形をマッピングします。
はい。水中の音速は水温や塩分濃度で変動するため、高精度測量では現場での音速補正が必須です。
音響測深機(ナローマルチビームまたはシングルビーム)、測量船/USV、高精度RTK-GPS、データ収録システムを使用します。
はい。無人水上艇(USV)を用いることで、浅水域や危険なダム湖でも安全かつ効率的に測量可能です。
同一水深の地点を結んだ等値線図で、陸上の等高線と同様に水底の起伏形状を直感的に把握できます。
適切なキャリブレーションとRTK位置決めを行うことで、センチメートル単位の高精度を確保できます。
シングルビームは船の直下1点を線状に測るのに対し、マルチビームは1回の航行で広範なスワス(帯状)の面的なデータを取得します。
堆積した土砂の量と現在の有効貯水容量を正確に把握し、適切なダム運用と防災管理を行うために不可欠です。
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